性欲と前立腺の病気とにおいと5α還元酵素阻害薬

日本は、EDと呼ばれる勃起障害で悩む人が増えています。
EDの症状や性欲の減退は、うつのサインとして現れることもあるので、注意が必要です。
疲れて性欲がなくなるケースはよくあることですが、体や心の不調による性欲減退が続く場合は、医師の診断を受けた方がいいです。
勃起障害には、ストレスなどが原因の心因性のものと、体に原因がある器質性のものがあります。
器質性には、高血圧症、糖尿病のような生活習慣病が深く影響していると言われています。
生活習慣病によって血流が妨げられると、動脈硬化の危険も出てきます。
前立腺の近くには、勃起に影響がある神経が通っています。
ですから、手術する場合は、慎重さが求められます。
前立腺は、男性特有の器官で、精液の成分である前立腺液を分泌します。
前立腺液は、独特のにおいがありますが、人によっては、においが気にならない人もいます。
独特のにおいがある前立腺液は、精子に栄養を与えます。
日本人に多い前立腺肥大症は、ホルモンバランスの乱れが関係していると考えられています。
前立腺肥大症の治療には、様々な治療方法がありますが、特に薬物治療が有名です。
前立腺肥大症に使われる治療薬の中に、5α還元酵素阻害薬があります。
5α還元酵素阻害薬は、血液中の男性ホルモンが、前立腺組織に対して働くのを抑えます。
血液中の男性ホルモンが前立腺細胞に入ると、5α還元酵素の作用によって、ジヒドロテストステロンに変換されます。
5α還元酵素阻害薬は、5α還元酵素の作用を抑えることで、前立腺細胞の増殖を抑制することができます。
そして、その結果、前立腺が縮小するのです。
5α還元酵素阻害薬を長期間服用することで、前立腺肥大症の改善が期待できます。

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